ユーロビートじゃ踊れない

CDラックと本棚です

小塚野形 - 地獄で生きたる!―死刑確定囚、煉獄の中の絶叫

とある死刑囚の獄中記を読みやすくリライトしたモノ、というプロローグだったが、結局2人の死刑囚をリミックスして生まれた非実在人物の話だった。あまり良くないだまし討ち。
死刑囚の本を何冊か呼んだけど、結局、突然許しを請うても問答無用に絶命させられた複数の被害者のことを考えると、死刑は妥当だし処罰感情はさらに高まることしかない。

「地獄で生きたる」なんてとんでもない。しもやけにはワセリン、風邪には風邪薬を出してもらえる、読みたい本は借りれ、毎朝新聞を読める天国でしかない。