ユーロビートじゃ踊れない

CDラックと本棚です

2022-01-01から1年間の記事一覧

田崎健太 - ドラガイ

ドラガイ作者:田崎健太カンゼンAmazonドラフト外で活躍した選手たちの記録。ひとりひとり深く入り込んだインタビューとストーリーでとても読み応えがあった。スポーツライターとしてのクオリティが非常に高い。 石井琢朗、大野豊、石毛博史、松沼兄弟、団野…

菊地高弘, 蔵建て男 - プロスカウトは逸材のどこを見ているのか? 野球太郎セレクション

数年前の本だから若干の古さは否めないけれど、それを差し引いても物足りなさの方が残った。各球団のスカウト当人に切り込むことは評価できるけど、深さと言うか取材が足りない印象。プロスカウトは逸材のどこを見ているのか? 野球太郎セレクション作者:菊…

伊坂幸太郎 - ホワイトラビット

ホワイトラビット(新潮文庫)作者:伊坂幸太郎新潮社Amazon人物とかセリフとかは好きだったけど、時系列がややこしすぎて寝落ち読書には理解がしんどかった。

中山千里 - 追憶の夜想曲

追憶の夜想曲 御子柴礼司 (講談社文庫)作者:中山七里講談社Amazon御子柴礼治シリーズ第2弾。 終盤の大逆転はカタルシスだったけど、それを上回る予想外の展開でまたカロリーが高かった。次回作もあるらしいけど、すべてを破壊した後にどうやって作品にするの…

中山千里 - 贖罪の奏鳴曲

贖罪の奏鳴曲 御子柴礼司 (講談社文庫)作者:中山七里講談社Amazon推理モノかと思ったら裁判モノ。猟奇殺人犯が弁護士というハイカロリーな設定だけど、それをきれいにまとめ上げる面白さだった。シリーズ化しているようで次もさっそく読んだ。