ユーロビートじゃ踊れない

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高野秀行 - アヘン王国潜入記

世界のほとんどのアヘンが生産される国に潜入して実際に過ごすという紀行。
アヘン王国とは言え村でアヘンをやる村人はほとんどいない中、著者本人があっさりとずるずるとアヘンにはまっていく様が笑えた。
結局のところ村人と著者との日常生活を通じての人間関係が一番面白く、最後の別れの時はグッときた。
何より高野秀行さんの文章が読みやすく楽しく相性がよかったので、他の著書も読んでみたい。