ユーロビートじゃ踊れない

CDラックと本棚です

田中淳夫 - ゴルフ場に自然はあるか?つくられた「里山」の真実

ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実

ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実

ゴルフ礼賛でも反ゴルフでもない第三者による、ゴルフ場の検証。農薬の大量使用はあるのか、流れ出た農薬が近隣の作物や生態系に影響を与えているか、生態系は崩れているかなど。
特に印象的だったのは、森を伐採してゴルフ場を作っても自然は減っておらずむしろ増えていたということ。
よい本だった。

山岡道男 - アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書

アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書

アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書

基礎的なことがわかりやすく書いてあって良かった。子どもたちが中3くらいの時に読ませたいかな。

石黒正数 - 天国大魔境

 

天国大魔境(1) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(1) (アフタヌーンKC)

 

進撃の巨人+寄生獣+アイアムアヒーローのリミックス版みたいな設定。おもしろい。女の子がかわいい。

田口壮 - 野球・二軍の謎

 

プロ野球・二軍の謎 (幻冬舎新書)

プロ野球・二軍の謎 (幻冬舎新書)

 

当たり前だけど、二軍にも人間の数だけドラマがあるなと思ったし、二軍監督の具体的な仕事内容もわかったし、意外と会社社会とほとんど変わらないんだな、ということも分かった。

奥田英朗 - ナオミとカナコ

 

ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)

ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)

 

追いつめられるシーンは読んでるこっちまで逃げ出したくなるほどで、ただの文章でここまで人の感情を揺さぶられることは本当にすごいと思った。

黒川博行 - ドアの向こうに

 

ドアの向こうに (創元推理文庫)

ドアの向こうに (創元推理文庫)

 

主人公と母親の会話が軽快かつハートフルで好き。特にラスト。推理部分もパズルのピースが埋まっていく感覚があってよかった。

黒川博行 - 疫病神

 

疫病神 (新潮文庫)

疫病神 (新潮文庫)

 

きっと面白かったけど、登場人物と登場人物ごとの利害関係が交差しまくってて、IQが低いから全部読み取り切れませんでした。

茂木誠 - 世界史とつなげて学べ 超日本史

 

 時代ごとの区切りではなく、本を読み進めたら連綿とつながる形式でいつの間にか現代までたどり着いていて、その間の世界とのかかわりによって変わっていく日本の姿が分かりやすくまとまっててよかった。本としてもとても面白い。どうせすべて忘れるだろうから再読したい。