ユーロビートじゃ踊れない

CDラックと本棚です

黒川博行 - 海の稜線

 

大阪弁の主人公と東京のエリート候補とのやりとりが痛快でかなり良かった。最後のまとめ方だけ犯人の感情がすっぽり抜けていきなり速度が上がって、ちょっと雑に感じてしまった。金目的というのを表現したかったのかも。

犯人探し争いはエリート、女の取り合いは主人公で、それを描写したエピローグがすごくよかった。