ユーロビートじゃ踊れない

CDラックと本棚です

本谷有希子 - 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

片田舎で生まれて育った超美人さんの主人公(ただし美人なだけ)が、裸の王様なのに気づくか気づかないかというテーマの内容。最後が痛快だった。この本谷有希子は、陰湿な暗い情景を面白く描くのがすごい上手。で、好き。