ユーロビートじゃ踊れない

CDラックと本棚です

ジェーン・スー - これでもいいのだ

 

これでもいいのだ (単行本)

これでもいいのだ (単行本)

 

 ジェーンさんの新刊。

今までは明らかに女性向けに書いていて、これももちろん女性のための本ではあるんだけれど、男女の性差に敢えてフォーカスしたわけではない、男女ではない自分自身の日常をつづったエッセイだったから男の僕も共感できる部分が多くておもしろでした。

特に「継続と連続の違い」はとてもはっとした考えで、ラジオ体操の出席スタンプのような脅迫的な連続性を”継続”と呼ぶ社会に石を投げてるエピソードがよかったです。子どもたちに連続じゃなくて継続でいいんだよ、と教えてあげたい。

DE DE MOUSE - Nulife

 

Nulife

Nulife

  • アーティスト:DÉ DÉ MOUSE
  • 出版社/メーカー: NOT RECORDS
  • 発売日: 2019/12/11
  • メディア: CD
 

 DE DE MOUSEで一番良かった。古くなりがちなラウンジミュージックの要素を絶妙に残しつつ(昔のFPMとか聞きなおすと驚くほど懐メロでびっくりするよ!!)、現代版にアップデートして、かつDance寄りになっていて好きでした。

 


DÉ DÉ MOUSE / Heartbeat from "Nulife"

 

MVに”倫理観よりりりりんね”こと吉田凛音ちゃんを連続起用していることに少なくない”狂気”を感じますが……。

中島岳志 - 自民党 価値とリスクのマトリクス

 

自民党 価値とリスクのマトリクス

自民党 価値とリスクのマトリクス

  • 作者:中島 岳志
  • 出版社/メーカー: スタンド・ブックス
  • 発売日: 2019/05/31
  • メディア: 単行本
 

 Twitterのタイムラインでmgmgnetのはるなさんがおすすめしてて気になった本。政治家の好き嫌いは誰にでもあるけれど、その多くがイメージ論だったり、政治信条や実績(or失策)の一部分を切り取って評価していますよね。この本では(おそらくまずは)自民党の現時点での次期総裁候補+安倍晋三の9人にフォーカスして、バックボーンから政治信条、どのような活動をしてきたか、どんな出自か、イデオロギーはどんな感じか、またはイデオロギーを重視してるか、何を重視してるか、弱点は何かなどを、きわめて客観的かつ分かりやすい言葉で書いてくれている本。すごく良かったです。これの野党バージョンも作って欲しい。

黒川博行 - 海の稜線

 

大阪弁の主人公と東京のエリート候補とのやりとりが痛快でかなり良かった。最後のまとめ方だけ犯人の感情がすっぽり抜けていきなり速度が上がって、ちょっと雑に感じてしまった。金目的というのを表現したかったのかも。

犯人探し争いはエリート、女の取り合いは主人公で、それを描写したエピローグがすごくよかった。

長田弘 - ねこに未来はない

 

ねこに未来はない (角川文庫 緑 409-2)

ねこに未来はない (角川文庫 緑 409-2)

 

旅先の福岡で購入。

執筆した時代は飼い猫が外出するのが当たり前だったのだろうけれど、買った猫が次々と行方不明になったり死んでしまったりする描写がシンプルにきつかったです。愛があるなら家にとどめておけばいいのにとしか思えなかった。愛の物差しが違う。

増田武士 - 罪の声

罪の声 (講談社文庫)

罪の声 (講談社文庫)

心に入ってこない装飾された描写が多く全体的に文が冗長していて、本の厚さにストレスは多かった。あとセリフに「違いますっ」の「っ」はいらないよねとも。
内容はよかったから、映画は見たいと思います。

奥田英朗 - 我が家のヒミツ

我が家のヒミツ (集英社文庫)

我が家のヒミツ (集英社文庫)

妻と選挙でウルッときた。他もするする読めた。さすが。